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子どもの感性・想像力
先日の研修会で学んだ情報をシェア。

幼稚園教育と聞いて何を想像するだろう?
よくこういうお子さんがいる。電車の名前を全て記憶している子、世界の国の名前を記憶している子、アルファベットが全部言える子等・・。すばらしい。聞いていて感心してしまう。子どもの集中力と記憶力には本当に感心させられる。しかし、その中で小学校高学年または中学までにおいて、残念なことにほとんど忘れてしまっている子の方が多い。何故か。幼児期において知識を身に付けてもそれを継続しない限り、すぐに忘れてしまうからだ。
もちろん継続して行なっているものに対しては知識として身に付く事が出来るが、小、中と年齢が上がり、楽しい物、楽しい事がどんどん増える時期に、国や電車やアルファベットの名前に関心を持ち続ける事は難しいのかもしれない。(もちろん中には常に触れる環境にいる場合もある)

では話を戻そう。
幼児教育とは何か。
幼稚園では読み書き等は教えてはいない。これは先に述べたとおり、知識の学習になるからだ。そういった『学習』は小学校に入ってからゆっくりと行えばよい。では幼児教育とは?幼稚園では物の考え方、また道徳心等、その子が生涯にわたって考えの基本となる部分を丁寧に伝えたいと考えている。幼児期の基本的生活習慣は生きる上でその人のモデルとなる。途中で辞めたり、飽きたりという事もない。幼児期の環境はその人の『常識』を作っているからだ。

先日の研修で、幼児期にこそ伝えたい事として感性を養うという話があった。
幼稚園でのワンシーン、お片付けの時間を想像してもらいたい。

「お片付けの時間だよ!みんなで協力してお片付けをしよう!」
「誰がお片付け一番上手かな?お、年長さん流石だね!とっても上手!!」

普段の何気ないお片付けの様子である。決して悪い声かけではない。むしろ上手な方だ。しかし研修で言っていたことは、その後に続く。

「お片付けの時間だよ!みんなで協力してお片付けをしよう!」
「誰がお片付け一番上手かな?お、年長さん流石だね!とっても上手!!」
「さぁ、お片付け終わったね!」
「みてごらん、綺麗になったよ!」
「気持ちいいね!」
この、綺麗になったね!気持ちいいね!という人の感覚の部分こそ大切だと先生は仰っていた。お片付けの時間にお片付けをしましょう!メリハリある行動を!確かにそれも大切なこと。やる時にやる精神である。しかし、その上で、綺麗な物を綺麗と思える心、美しいものを美しいと感じる心も育てなくてはならない。もしそれを感じる事が出来れば、お片付けをすると気持ちいいね!!という考えの元、進んでお片付けをするようになるかもしれない。もちろん「お片付けの時間だから」という理由で気持ちを切り替えて行動出来る事はすばらしいことだが、その上に「片付くと気持ちいいね!」と考える事が出来れば尚更である。
なるほどな。こんな何気ないワンシーンにも幼児教育があるのだなと勉強させられた。

少し話が長くなってしまったので続きは明日。
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